今回の一件について。
みなさんこんにちは!
前回の記事からだいぶ経ってしまいました。
パート2もまとまったら更新しますので読んでいただけると幸いです。
さて、今回何を書こうかなと思った次第ですが。
まあ、あれですよね。
自担についに熱愛報道が出たことですね。
まさかこの時期にはてブロ書くなんて、もしかして担降り……?と思われかねませんが!!
全然そんなことありません!!!ご安心ください!!!
あと!個人的な趣味の話で言うと、空想委員会というバンドが好きなのですが彼らが3月いっぱいで事務所を離れ活動休止することになりました。
まさか1週間のうちに、2つも自分の好きなものに事件が起こるとは。
正直この1週間、ただならぬ精神状態であったことは間違いありません。
必死に前向きに考えよう、明るく生きよう、そう考えれば考えるほどふとした時に反動でひどく落ち込みました。
私何か悪いことしたっけなぁ〜〜、なんて。
未だに現実が飲み込めなくて、頭の中が混乱してる状態ではあります。
この記事では特に自担の報道について触れたいと思います。
今は、Twitterの文字数では語りきれない自分の心の中を何としてでも残しておきたいという気持ちでこれを書いています。
これから述べることは、本当に個人的な意見でしかないし、誰かに自分の考えを押し付けたりしたいわけではありません。
でも、もし私と同じ気持ちの人が1人でもいるのならばその人に寄り添いたい。
行き場のない気持ちをどうにも出来なくて悩む人の心に、少しだけ救いの手を差し伸べたい。
同時に今回のことで、ある事に対してふつふつと沸きあがる怒りなどを書き連ねたいと思います。
(既に普段のTwitterとのテンションとの高低差が凄すぎて耳がキーンとなりそうなのはさておき)
さて、報道が出た当日のこと。
私は前日の夜から、久しぶりに再会した大学のサークルの先輩と飲んでいました。
ふわふわとして楽しかったなぁなんて充足感と共に帰宅したのは夜中の3時頃。
もしかしたらこの時間には既にこの報道が出回っていたのでしょうか。
そんなことを知る由もなく、化粧を落として寝支度を整え床につきました。
昼頃目を覚まし、日課であるTwitter巡回をしようかなとヲタ垢を開いた瞬間。
「え、待って?本当??」
「ついに大ちゃんもか〜」
「有岡担の方生きてる??」
などという文字が。
一瞬で嫌な予感がしました。
フォロワーさんの数ツイートだけで事態を察知しました。
あ、やばい。二日酔いで見られるものじゃない。
そう思い、一旦はTwitterを閉じましたが、意を決してもう一度開きタイムラインを遡りまし
た。
あ〜〜〜〜〜
私のその日の第一声がこれでした。
あまりにも酒で嗄れ、裏返る声。
女子大生とは思えぬおっさん声を発すると共にはっきりとする意識の中、ただ呆然とするしかありませんでした。
高校時代かなり重いヲタクだった私は、自担の居る現場に行くたびに
「同じ空気を吸って、同じ時間を過ごして、同じ空間にいるけど、向こうは私の事なんてこれっぽちも知らないんだよなぁ」
と考えて泣くという、今考えたら金払って何しに行ってんだと思うような状態でライブを見ていました。
その当時、私が周りの友達に言っていたのは
「もし今有岡くんに熱愛報道が出たら、1週間は消息不明になると思う。だから1週間経っても音信不通だったら探してほしい。」
でした。
私のこの余りにもド迷惑なお願いにも優しい友達は、分かった!その代わり死ぬなよ!と応じてくれました。
報道を知った時に高校時代のことを思い出し、なんとも言えないノスタルジーを感じました。
あの時はそんなこと言ってたなぁ〜〜、今だったらどうなるかな〜〜〜。
結局、失踪する暇もなくただただ混乱して1週間経とうとしていました。
悲しさも辛さも寂しさも虚しさも、とにかく簡単に言葉に出来ないモヤモヤとした感情だけが残り続けました。
でも、絶対に自分の応援してる人を貶さないようにしたい。
そういう意志だけははっきりと持っていました。
前向きな言葉を使って明るく振舞って、とにかくみんなに心配されないように元気にいつも通りに……
もう今自分が落ち込んでいるのか前を向いているのかなんて分かりません。
正直に言えば、かなりショッキングな出来事であったことは間違いありません。
今までずっと有岡くんを見てきて、彼に夢を思い描いていました。
有岡くんは私にとっては憧れで尊敬出来てこれからもずっと応援したい人です。
この根本的なことに何か変化が訪れることはありません。
でも、私の夢に突然現実が介入してきた。
Twitterで他の人のツイートを見ると
「彼女がいるなんて知ってたら貢ぎませんでした」
「アイドルなんだから夢を壊さないで」
時にはとても下劣で悲惨な中傷も見かけました。
私の日々の楽しみは、有岡くんの名前でエゴサをすることでした。
それぞれが抱く有岡くんへの気持ちや理想を勝手ながら覗き見して、共感したりあらたな発見をしたり、その時間がヲタクとしても楽しい時間でした。
しかし、報道直後からはエゴサなんてしてみれば見たくもない文字を並べて今まで好きだった人を貶す人も中にはいました。
一瞬にして私の楽しみは奪われてしまいました。
でも、どれもこれも私自身の意見も結局はエゴでしかありません。
彼女がいないと勝手に思っていたのも自分。
アイドルに夢を描いていたのも自分。
そもそも、芸能人の熱愛報道なんて本人が認めなければ水掛け論にしかなりません。
外部の人間がどれだけ真偽を問うても真相なんて誰にも分かりません。
少なくとも、彼がお相手方と二人でいるところを撮られていない時点で誰にも確かめようがありません。
双方の事務所がノーコメントなのも、それが交際を肯定してる事にはならないはずです。
とにかく全ての情報を鵜呑みにして勝手に落ち込んでるような人に、彼を汚い言葉で非難する資格はないと思います。
自分の目で確かめましたか?無理ですよね?
出来ませんよね、そんなことは。
だってプロであるマスコミにさえ撮られていない現場です。
そんなのがただの一般人の私達には分かるはずないです。
彼を応援してる1人のファンとして、彼を好きな気持ちは同じだしショックを受けてしまうことももちろん理解できます。
特に今まで浮いた話が無く、急に突きつけられた現実にその真偽そっちのけに落ち込むのも当然だと思います。
でも、だったら尚更、行き場のない気持ちを見るに耐えない言葉にして欲しくないんです。
だって今まで応援してきた時間も労力もお金も、無駄だったなんて思いたくない。
有岡くんは私たちの前では本当に立派なアイドルです。
私から見た有岡くんは、プロ意識が高くて、お芝居もバラエティでもどうやったら自分の立ち位置を確立出来るか、色んなことを考えながらお仕事が出来る人です。
そんな人だから10何年も応援してこれたんだと思います。
個人的には、彼にあまり生活感を感じていませんでした。
メンバーやお友達と遊んだり、部屋のインテリアはこうしたり……
プライベートのことは何回も目にしましたが、その私生活がどういったものかははっきりと分かりませんでした。
私はそう感じていましたが、他の皆さんがどう感じていたかはそれぞれだと思います。
だからこそ、今回のことは私としても驚きが大きくて混乱していたのだと思います。
落ち込むにしろ、本人からうんともすんとも言われぬ情報についてどうやって落ち込んだらいいんだ……
私が1番混乱してたのはこの部分でした。
きっぱり、仲良くさせてもらってます!!くらい言って貰えたら素直に落ち込んだのになぁ、なんて。
じゃあむしろ、落ち込まなくてもいいのは?と心のポジエゴが顔を覗かせました。
結局、情報の取捨選択なんて自分勝手にしたらいいと思うんです。
良いことも悪いことも他に影響が無いんだったら、好き勝手に自分の都合で受け入れたらいいんじゃないかって。
それでも、落ち込んでいる人に忍び寄る悪者は沢山います。
さらに追い討ちをかけるように、いかにもうまいこと解釈を繋げて話をでっちあげる人。
そういう人から、自分を守って欲しいんです。
知りたくないことは目を背けてもいい。
聞きたくないことは耳を塞いでもいい。
自らありもしないことに足を突っ込んで悪循環を招いて欲しくないです。
せっかく自分の好きなものを見つけたのに、自分からつまらなくしてたら何も面白くない。
自分の好きなもののせいで、自分を嫌いになって欲しくない。
こんな事言いたくないのに傷つきたくないから…と自衛のための言葉を吐く人には特に。
見たくないものは見なくていい。
裏切られたという気持ちが強く、どうにも出来ないんだという人には時間が解決してくれるはずです。
アイドルに対する気持ちなんて人それぞれで、全部が分かるよ!なんて大それたことは言えません。
私には計り知れないくらいような悲しみや憎しみを抱いている人も沢山いると思います。
でも、そんな人こそ自分で実際に見たり聞いたりしたものを信じて欲しい。
みんなに楽しくヲタ活して欲しいなと心から思います。
時間が経てばあんなこともあったな〜なんて思える日が来るはずです。
でも、決して自分の好きという気持ちが間違いだったとか汚い言葉で片付けて欲しくありません。絶対にそれは間違いではないし、無駄でもありません。
なんか長いことグダグダ喋ってんな〜〜って自分でも思いますが、要は各々のヲタライフを気持ち良くエンジョイしてくれよな!(cv野沢雅子)って感じです。
あと、遠回しに色んな言い方しましたが、強めの口調で言うなら、その汚い言葉で有岡くんのこと貶すのやめてくれない?って事です。
ファンの品性も疑われるし、何よりもひとりの人間として人格を否定したいくらい。
人の悪口は言っちゃダメだって習ってこなかった人なんだなと思いながらツイート見てます。
もうファンじゃないならほっておけよ。
有岡くんがこれから歩む道を邪魔するな。
まあ、要はみんな有岡くんのこと大好きなんだよね!!うん!!わかるわかる!!!
嫌よ嫌よも好きのうちだもんね。
本当に嫌いならほっとけばいいもんね。
せっかくアイドルのヲタクやってるんだから好きにヲタ活しちゃおう!もし生きづらい世界だなと思えばヲタクなんかやめちゃおう!
あなたが嫌いだと思ったものを好きな人は沢山います。
その事だけ分かって欲しいです。
では、なーんのまとまりもないけど、楽しいヲタクライフを皆さんすごしてください!!!以上!!!
非接触アイドルヲタクが接触アイドルを好きになる Part1
キミはアイドルが好きか〜〜!?
みなさんこんにちは。
私、家では高校の芋ジャーで過ごすごく普通の20代の一般女性です。
冒頭で拳を突き上げこのように叫んだのは、ひとえに私がアイドルが好きだからです。
物心ついた時には、SPEEDのミュージックビデオを齧り付くように観ていました。(SPEEDをアイドルと呼ぶかは個々人に任せます)
幼少期(90年代後半〜2000年代前半)は、私の周りでも空前のハロプロブーム。
モーニング娘。を始め、ミニモニ等の派生ユニットも人気でしたよね。
そこからAKB48が人気を博し、世はアイドル戦国時代とまで呼ばれるほど多くのアイドルが生まれ、そして消えていきました。
なんて儚いんだ、アイドル。
どれだけ本人が頑張って地道に努力をしても、それが必ず実るとは限らない世界。
私は今を全力で生き、決して触れられない孤高の存在であるアイドルに、いつしか本当の意味で憧れを抱いていました。才能のある人間に、異常な程に引き寄せられてしまったのです。
前置きはこんなものにして。
私は約10年前、某アイドル事務所の9人組男性アイドルのファンになりました。
彼らがデビュー前の下積み時代、テレビや雑誌で見かけることはありましたが、デビューしてすぐの東京ドームでの公演で初めて彼らに会いました。
すると、今までとは全く違う感覚に陥ったのです。
「テレビで見るのとライブで見るのって全然違うんだな…!」
当時はまだ幼かったので、本当にこの程度の感覚でしか無かったのですが、
今まで平面でしか見ることの出来なかった彼らが実際に目の前に存在すること、そして彼らが全力でパフォーマンスしていること、会場がそれに合わせて盛り上がってること。
その日のその瞬間全てが、私を興奮させました。
そこで私は、アイドルは生で見るものなんだな、ということに気付きました。
彼らが全力を注ぐ今を、私はこの目に焼き付けたい。
私の応援がどんな力になるかは分からないけど、直接想いを伝えたい。
それがたとえ、どんな広い会場だとしても。
それから何回も彼らの公演を見る度に、色んなファンがいることを知りました。
公演のたびに知り合いに色紙やお手紙を書く人。
アイドル本人に憧れ、男装をして来る人。
お金を積んででも良い席に入ろうとする人。
ファンサービスを貰うために個性的な服装やうちわを作ってくる人。
イッピ、オリキ、ヤラカシ…
私の目や耳へと、今まで知らなかった世界の情報が入るようになりました。
ここのヲタクめっちゃおもろいやんけ
これが私が某事務所ファンに抱いた感情です。
そして何より、ファンの健気さが好きでした。
彼らのファンは、どれだけ干されても公演が終わったらいつも、楽しかったねと会場の外で言っていました。
ファンサを貰って泣いている人にも、おめでとう良かったね。と言える優しさもありました。
このグループのファンは、マナーが最悪とまで言われたけれど、それでも私は自分の好きなアイドルを全力で応援するファンが好きでした。
某事務所のアイドルたちは、BSや地上波でレギュラー番組を持つなど、下積み時代からの人気度・認知度が高いため、一旦ライブをするとなれば何千、何万の人が集まります。
ドームやアリーナ、ホールでライブをするとなれば、そりゃあアイドルとの距離なんて席や日によってまちまちですよね。
それに人気故に、自力で全ステしようとなればチケットの手配など困難を極めます。
そんな、やっとの思いで会えたアイドルには干される、彼らの視界にも入れない、値段は一緒なのに席によって全然見え方が違う。
私は一体何のために来たんだ〜??って思う時もありました。とにかく好きなアイドルに構ってもらいたい、この子この間も来てたなとか思ってもらいたい、そんな気持ちを抱いたこともありました。
でも、私は何のためにライブに来てたんだろう。彼らに構ってもらいたくて、認知されたくて来てたんだっけ。
違うな、彼らがこのアイドルの世界を全力で駆け抜ける姿を見に来たんだった。
私はあなたとは違うんです!ファンサが全てです!って人もいると思いますが、少なくとも私はお金を払ってまでファンサを貰いに行くぞ、という感覚はありませんでした。
(おそらく、私自身そんなに席運が良い方ではなく、ファンサもまともに貰ったことが無いこともその考えに繋がったのだと思います(笑))
彼らがデビューしてから暫くは、ほぼ毎シーズンのようにライブがありました。
こんなにライブがあって他に仕事ないのかな…?と心配するくらい。
それから、個々での仕事やグループでの仕事が増えるのと反比例するように、ライブの回数は減っていきました。
春夏冬くらいにあったツアーが、夏とその追加公演で冬にちょろっとあるくらいに。
下準備やリハーサルなどのことを考えると、時間が無くなるほど忙しくなったんだな、と嬉しく思う反面中々会えないという寂しさもありました。
ふと、辺りを見渡した時にハッとなりました。
常に自担を全力で応援していた、私が大好きだったファンが次々とファンを辞めてしまった。
いわゆる古株と呼ばれる古くからのファンが、続々と離れ出してしまったのです。
ど、どうして?これからもっと人気になって大きなグループになっていくのに見守らないの??
そう思っていた私は、あることに気付きました。
ファンを辞めてしまった人の多くが、Twitterやブログに決まって「他に応援したい人が出来ました」と言って去っていくことに。
ファン心理がどうとか細かく理解しようとは思いませんでしたが、今はアイドル戦国時代。
他にアイドルなんて掃いて捨てるほどいる。
この事務所だけに限らず、各社魅力的なアイドルをデビューさせ様々な売り出し方でファンを獲得していました。
そりゃ、ひとつのアイドルに固執する必要なんて無い。
誰が何を好きになろうと、私が口を出すことではないな、そう思っていました。
でも気になるじゃん……???
私が、私が大好きだった、あの面白いヲタクたちの心を誰が掴んだの……?!って
誰が、という特定よりも単純に私の知らない世界を知りたくなりました。
メンバー、コンセプト、曲、ダンス、ライブetc…
私の知的好奇心も、少しずつ外へと向くようになりました。
今まで応援してきた彼らから離れようなんて気は更々ありません。
むしろ、彼らがいくつもの年月をかけて得た安定感に、安心を覚えたくてより好きになったかもしれません。
そしてそんな中で、私はとある男性アイドルグループに興味を持ちました。
Part2へ続く。